9代目スカイラインとして登場したのが、R33GT-R(型式:BCNR33)である。
進化したATTESA E-TS、サスペンションを持ち、ボディ剛性や空力といったBNR32の弱点を強化し、ニュルブルクリンク オールドコースにて7分59秒を記録。BNR32のそれと比べ『マイナス21秒ロマン』がキャチフレーズになった。
発売当初はボディの大型化によりスポーティさが失われたという声もあったが、第2世代GT-Rの中で一番落ち着いたスタイルのR33GT-Rは、『大人のスポーツカー』としてイギリスのクルマ好きの間で一番人気があるという。
平成7年(1995年)1月の発売から平成10年(1998年)11月の生産終了まで、総計1万6520台が生産された。
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